北京と上海を結ぶ高速鉄道「京滬高速鉄路」で、26日にも故障が発生したことが分かった。鉄道部門は故障の種類や原因について「はっきりと分からない」と回答した。北京晨報が報じた。
上海虹橋駅発・北京南駅行きのG18列車が昆山南駅の手前で停車した。1号車から8号車では空調も停止した。車掌は「電力の故障」と説明した。乗客が猛烈に怒り出すと、列車はしばらくしてゆっくりと前進しはじめたという。
列車は昆山南駅に到着すると、再び動かなくなった。車掌は1-8号車の乗客をいったん、空調がきいている9号車以降に移動させた。
しばらくして止まっていた空調も動きはじめ、同列車は昆山南駅を出発した。時刻表によると、G18列車の北京南駅到着は午後7時55分。しかし北京晨報によると、北京南駅の表示板には、到着時刻が「19時50分」と記されていた。実際に到着したのは午後8時41分で、“約40分”遅れた。(編集担当:如月隼人)